ナプキン スケッチという表現をご存じですか。
設計の革新について話すとき、ナプキン スケッチについてよく聞きます。高度な設計ツールがあるにもかかわらず、多くのすばらしいアイデアは、未だレストランや喫茶店にてナプキンに描かれたスケッチをもとにしている、という話です。何かひらめきときには、ナプキンは最も手近で使用できるツールですが、ナプキンには、裂けたり、色あせたりするといった欠点があります。特に、カーブを描くときはうまくいかないこともあるでしょう。
さて、本題は弊社の Creo Sketch の話なのですが、この製品の機能をご理解いただくと、ナプキンよりもはるかに便利なことがよくわかります。Creo Sketch では、まるで技術者というよりはむしろ空想家にでもなったかのように、一瞬でアイデアを描くことができます (そして、ほとんどのナプキンよりも安上がりです)。しかも、現在は英語版だけなのですが、無料でダウンロードして使用できます。フリーハンド描画ツールも付属しています。特殊な CAD の専門知識がなくても使用することが可能です。このクイック デモ (英語版ではありますが) では、ポール・セイガー (Paul Sagar) が、以下についてご紹介してます。
- 鉛筆でフリーハンドのオブジェクトをスケッチする。
- 粗いカーブの上に、調整可能なスムースなカーブをオーバーレイする。
- カーブをマスクに使用する (デモの中では、例として、エアブラシでカラーをオブジェクトに適用しています)。
- ハイライトと消去を実践する。
ナプキンにアイデアをスケッチするよりも Creo Sketch がより優れている特徴がもう 1 つあります。描いたアイデアを次の段階に進めるとき、スケッチやアートワークを 2D 図面と 3D モデルの作成といった他の Creo アプリに使用できるのです。