設計コンセプト創出の民主化。

設計コンセプトの出発点は通常、ある問題に対する解決策を考えることでしょう。
車のデザイン性が悪い、椅子の座り心地が悪い、パソコンが重すぎる、などです。

工業デザイナーと設計エンジニアは長い間、こうした問題に対する解決策を講じてきました。十分な資金があれば、こうした問題は、工業デザイナーや設計エンジニアが高度に洗練された手法 (英語サイトへ)で解決することができます。しかし優れた設計を生み出した企業を高く評価する消費者が増え始めたため、ここ 20 年の間にそうした状況が変わってきています。Target  (英語サイトへ) や Ikea、そして Apple は、ハイレベルな設計コンセプトを手頃な価格で一般消費者に向けて売り込む手法、すなわち「設計の民主化」という手法で有望な市場を開拓しました。

ここ最近、この「設計の民主化」という言葉の意味は広がってきています。現在では、設計コンセプトを創出するのは一般消費者だという考えが広まっています。Creo Elements/Direct Modeling Express などの無料ソフトウェアを使えば、誰でも設計コンセプトを創出することができます。また、Quirky などのクラウド ソーシング型サイトや 3D 積層造形 (英語サイトへ) 技術を利用すれば、そうした設計コンセプトをいち早く商用製品に発展させることもできます。

もちろんプロの工業デザイナーは、無料ソフトウェアと 1 台の 3D プリンタがあるだけで設計者になれるわけではないと指摘しています。Fast Company というサイトでブログを執筆しているデビッド・ヘンリー・オリバー (David-Henry Oliver) 氏は、数年前の記事 (英語サイトへ) でこう書いています。「Maya や Pro/ENGINEER、Adobe Creative Suite、Processing、あるいはペンや紙もそうだが、技術的な知識の有無に関係なく、そうしたツールを使っても間違った判断につながる場合はある」。まったく同感です。技術のない人の手による質の悪い設計の例は確実に存在します。しかし、だからと言って誰もが設計から手を引くべきとは思えません。なぜでしょう。シャワーを多目的化する方法手袋を乾かす方法太った犬の運動量を測る方法  (それぞれ英語サイトへ) を模索している設計者たちは、価値あるスキルをどんどん高めていくからです。彼らは何が成功し、何が失敗するかを学びながら、STEM 分野でのキャリアを積んでいき、時に人の人生を変えてしまうほどの設計コンセプトを生み出します。誰も見たことがないようなコンセプトです。設計コンセプトを創出してみたいと思った方は、Creo Elements/Direct Modeling  Express をダウンロードして試してみてください。まずは挑戦することが大事です。設計の民主化によって解決すべき問題は無数にあります。画像提供: Mike Rohde

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