パラメトリック モデリングとダイレクト モデリングの相性は? (パート 2)

1 箇所でパラメトリック モデリングとダイレクト モデリング両方の真価を発揮させることは、可能なのでしょうか。このシリーズのパート 1 では、PTC Creo Parametric と Creo Flexible Modeling Extension の併用により、共通のデータ モデルを使用して、1 つの環境で両方のモデリング手法をどのように融合させることができるかを詳しくご説明しました。PTC Creo Flexible Modeling Extension を使用すると、パラメトリック モデリングとダイレクト モデリングをプロジェクトで最大限に活用できるだけでなく、重複が減り、設計意図の保持が向上し、習得が容易になります。PTC Creo Flexible Modeling Extension を使用すると、次のことが可能です。

  1. 構想設計段階で、より多くのアイデアを検討する。
  2. 後期段階で設計変更を行う。
  3. レガシー 3D 設計データを再利用する。
  4. マルチ CAD 設計でコラボレートする。
  5. CAE および FEA のワークフローを改善する。
  6. 製造のワークフローを改善する。

この記事のパート 1 では、これらの使用事例のうち、最初の 3 つについて考察しました。ここでは、コラボレーション、CAE および FEA のワークフロー、製造のワークフローにおける PTC Creo Flexible Modeling の使用方法を取り上げます。

4. マルチ CAD 設計でコラボレートする
調査『Working with Multi-CAD? Overcome the Engineering Collaboration Bottleneck (マルチ CAD の活用: エンジニアリング コラボレーションのボトルネックを克服)』では、優れた業績を上げている製品開発企業の 82% は設計プロセスで 3 種類以上の CAD フォーマットを使用し、42% は 5 種類以上使用しているという結果が出ています。その理由として、52% は、サプライ チェーン / パートナーまたは顧客がさまざまな CAD ツールを利用していることを挙げ、45% は、レガシー データを新しい設計で使用するためにそれらの CAD ツールが必要だと答えています。マルチ CAD データでの設計コラボレーションは、2 つの大きな課題をもたらします。1 つは、CAD ツール間に互換性がない場合が多いこと、もう 1 つは、サードパーティの CAD モデルは、インポートしたときに修正や取り込みが難しいことです。モデルをインポートできない場合はモデルの再作成が必要になりますが、これには手間と時間がかかります。PTC Creo Flexible Modeling Extension では、ソースに関係なく、サードパーティの CAD ファイルを使用できます。インポートしたデータにパラメトリックな設計意図を追加できるため、ほかのシステムから CAD データを簡単に取り込んで編集することができます。PTC Creo を使用すると、マルチ CAD データで迅速かつ容易にコラボレートできるため、元の設計意図について心配する必要がありません。

5. CAE および FEA のワークフローの改善
製品開発では、設計の展開に伴い、デジタル プロトタイプを頻繁に解析する必要があります。デジタル プロトタイプを解析のために簡略化してフィーチャーを除去することがよくあります。Creo Flexible Modeling Extension を使用すると、チームの誰でも、ブレンド、小さな穴、面、フィーチャー、その他の重要性の低いジオメトリを消去することができます。さらに、シミュレーションに関係のないジオメトリの消去や、対称性に基づいたモデルの分割も可能です。PTC Creo では、簡略化とフィーチャー除去の作業の自動化により、解析サイクルの時間を節約し、繰り返しを減らすことができるため、チームは無駄な労力を費やさずに、設計を自由かつ頻繁に更新および検証することができます。PTC Creo は解析用にモデルを準備するためのツールを備えているため、設計エンジニアの助けもパラメトリック CAD の専門知識も必要ありません。ダイレクト モデリングにより、面取りやラウンドなどのジオメトリを簡単に簡略化することができます。さらに、これらの設計変更を行ったモデルに関する解析をどのようなシミュレーション環境でも実行できるだけでなく、PTC Creo Simulate なら、その作業をシームレスに行うことができます。

6.  製造のワークフローの改善
設計したものを製造することが重要なのは、言うまでもありません。しかし、完全に詳細化されたモデルでも、製造加工に必要な、異なる製造用の表現を反映していない場合がよくあります。たとえば、製品の製造の第 1 段階として、さらなる機械部品を形成または加工するための金属などのブランク パーツを購入します。製造エンジニアは、ミリングやドリリングなどの主要な段階を通じて、この部品を反映したいと考えるでしょう。PTC Creo では、この作業を自動化することで、製造段階の時間を節約し、繰り返しを減らすことができます。Creo には、フィーチャーを除去してブランクを作成するためのツールが用意されているので、この作業に専門家の手助けは必要ありません。穴などのジオメトリを除去するか、加工済みサーフェスを表示して、ブランク段階または製造済み段階を簡単に作成できます。さらに、どのような製造環境でも、これらの設計変更を反映した製造ルーチンを簡単に作成できますが、PTC Creo の製造ソフトウェアなら、その作業をシームレスに行うことができます。
PTC Creo Parametric が御社にどのように役立つかお確かめになるには、このソフトウェアを無料でお試しください。30 日間試供版をダウンロードしましょう。

この投稿の“カテゴリー”: Creo 2.0 の特長, Uncategorized 、タグ: , , , , , , 。ブックマークは追加ブックマークにはパーマリンクをどうぞ。.トラックバックは受け付けていませんが、コメントを投稿.

コメントを投稿

あなたのメールは 絶対に 公開されたり共有されたりしません。 *マークは入力必須項目です。

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

次の HTML タグと属性が使用できます: <a href="" title="" rel=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <pre> <q cite=""> <s> <strike> <strong>